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外科 肛門外科 消化器内科 内科

健康診断

健康診断とは

健康診断

当院では、様々な種類の健康診断(健診)を行っています。具体的には、20年度より、法律で決められた「特定健康診査(特定健診)」をはじめ、労働安全衛生法に基づく「雇入時の健診」や「定期健診」などの企業健診、さらに自費による健康診断、いわゆる「自費健診」も行っています。

なお健診とは、診察および各種の検査を通じて健康状態を評価し、健康の保持や、生活習慣病などの予防・早期発見に役立てることを目的として行うものです。お申込みはもちろん、検診項目など詳細な内容をお聞きしたいという方もお気軽にご相談ください。

特定健康診査とは

生活習慣病への罹患リスクを高くするメタボリックシンドロームを早期のうちに発見するための健康診査を特定健康診査(特定健診)と言います。当院は「高齢者の医療の確保に関する法律」に基づいて、「特定健診」と「特定保健指導」を行っています。なお特定健診を受診後、健診結果のうち肥満・血圧・脂質・血糖と問診票の結果から、その必要度に応じて、特定健康保健指導を実施します。

なお、相模原市では、国民健康保険加入者を対象にした特定健診と後期高齢者健康診査を実施しています。対象者であれば特定健診は1,000円で、後期高齢者健康診査は無料で受診することができます。対象になる方や受診方法など詳細につきましては、相模原市の公式ホームページを参照ください。

相模原市で実施する特定健診の検査項目

基本的な健診(必ず実施する検査項目)
問診、身長、体重、腹囲、BMI、血圧測定、肝機能検査、血中脂質検査、血糖検査、尿検査、腎機能検査
医師の判断により選択的に実施する検査項目
貧血検査、心電図検査、眼底検査

費用について(税込)

相模原市特定健康診査 ¥1,000
胃がん検診(内視鏡) ¥3,900
大腸がん検診(検便2日分) ¥500
肺がん検診(X線+喀痰細胞診) ¥1,700
ウィルス検診(B型・C型肝炎ウィルス) ¥1,200
胃がんリスク検診(ABC検診) ¥1,200

雇入時の健診、定期健診

当院で行う企業健診(雇入時の健診、定期健診)は、主に以下の内容になります。

雇入時健診

事業者は常時使用する労働者を雇い入れる際は、その労働者に対して、下記の項目について、医師による健康診断を行わなければなりません(労働安全衛生規則第43条)。

  • 既往歴、業務歴の調査
  • 自覚症状、および他覚症状の有無の検査
  • 身長、体重、視力検査、聴力検査、腹囲の測定
  • 胸部X線検査
  • 血圧の測定
  • 貧血検査(血色素量、赤血球数)
  • 肝機能検査(ALT、AST、γ-GT)
  • 血中脂質検査(LDLコレステロール、HDLコレステロール、血清トリグリセライド)
  • 血糖検査(空腹時血糖、またはHbA1c)
  • 尿検査(尿中の糖、および蛋白の有無の検査)
  • 心電図検査
定期健診

事業者は年に1回(深夜業や坑内労働などの特定業務従事者は年2回)以上、定期的に下記項目の健康診断を行わなければなりません(労働安全衛生規則第44条)。

  • 既往歴、業務歴の調査
  • 自覚症状、および他覚症状の有無の検査
  • 身長、体重、視力検査、聴力検査、腹囲の測定
  • 胸部X線検査、および喀痰検査
  • 血圧測定
  • 貧血検査
  • 肝機能検査(ALT、AST、γ-GTの検査)
  • 血中脂質検査(LDL コレステロール、HDLコレステロール、血清トリグリセライド)
  • 血糖検査(空腹時血糖、またはHbA1c)
  • 尿検査(尿中の糖、および蛋白の有無の検査)
  • 心電図検査

※身長・腹囲、胸部X線、喀痰、貧血、肝機能、血中脂質、血糖、心電図の各検査については、医師が必要でないと認めた場合には、省略することができます。

自費健診とは

健康診断を目的とした検査を受ける場合、健康保険は適用されません。そのため「自費」による健診(自費健診)となります。なお、検査項目についてはご自身で選択することができます。

また自費健診の結果、何かしらの病気が発見された場合には、以後、その病気の診療につきましては健康保険が適用されます。

胃がんリスク検診

胃がんリスク検診について

当院では、胃がんリスク検診も行っています。胃がんを発症する患者さんの多くは、ピロリ菌感染者でもあります。しかもピロリ菌感染によって、胃粘膜の萎縮(萎縮性胃炎)があるという場合は、胃がんの発症リスクがさらに高まります。

なお胃がんリスク検診は、胃がんそのものを見つける検査ではありませんが、胃内に生息するヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)の感染の有無と、ペプシノゲン判定による胃粘膜の萎縮の度合を血液検査で調べるというもので、胃がんになりやすいタイプか、そうでないかを判定する検診法です。

同検診では、胃がんや胃潰瘍、慢性萎縮性胃炎などの胃疾患に罹るリスクを下記のようにAからDに分類します。血液検査の結果、BからDと判定された方には、内視鏡による精密検査を受けていただき、除菌治療や必要な治療、経過観察を行うことによって、胃がんなどの予防・早期発見・早期治療を目指します。

  • A群:ピロリ菌の感染も胃粘膜の萎縮も無し
  • B群:ピロリ菌の感染はあるが、胃粘膜の萎縮は無し
  • C群:ピロリ菌の感染も胃粘膜の萎縮もあり
  • D群:ピロリ菌が棲めないほど胃の粘膜が弱っていて胃がんなどの病気になる危険性が高い状態
胃がんリスク検診(ABC検診) ¥4,500
診療科目
外科 肛門外科 消化器内科 内科
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〒252-0302 神奈川県相模原市
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